雑誌を変えて漫画の連載を続けることを「渡り鳥連載」というらしい
6/14の日本経済新聞夕刊の「さぶかるウオッチング」によると、
このたび休刊することが明らかになった
ヤングサンデーに掲載されている作品のその後について、
雑誌を変えても連載が続いた「ハチクロ」のケースを例にして説明しており、
この記事の中で、雑誌を変えて漫画の連載を続けることを
「渡り鳥連載」として説明していました。
渡り鳥連載
休刊、では続きは他誌で
掲載誌の休刊で連載が打ち切られた作品はあまたあるが、一方で雑誌を変えて連載が続くケースもないわけではない。 映画やアニメ、ドラマになった「ハチミツとクローバー」は、まず宝島社「CUTiE Comic」で連載。同誌の休刊に伴い、雑誌はおろか版元まで移って集英社の「ヤングユー」、さらには「コーラス」と3誌にわたって連載された。
ヤングサンデーを発行する小学館も連載作品のいくつかで他誌への移行を検討している。人気ドラマの原作「Dr.コトー診療所」や映画化作品「クロサギ」、高校の書道部という地味な舞台ながら読ませる「とめはねっ!」や主人公の絵姿が実験的な「おやすみプンプン」は果たして“渡り鳥”となれるか。業界では今後も休刊が続く可能性があり、成り行きが注目される。
2008/06/14 日本経済新聞 夕刊「さぶかるウオッチング」より一部抜粋
記事中にもあるように、こういう事例はこれまでにもあったわけですが、
そのことを「渡り鳥連載」というとは知りませんでした。
試しに「渡り鳥連載」という言葉で検索しても
あまりヒットしないようでしたが。
日経が「渡り鳥連載」という言葉を新たに命名した、ともいえるのかな?
ともかく、一つでも多くの作品が
何らかの形で救済されるよう祈るばかりです。