[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

アニメ「GUNSLINGER GIRL」を目にした作家が日本経済新聞で「萌え」について語る

14日の日本経済新聞の文化面で、作家の久間十義が「萌え」ついて語る寄稿が
掲載されていました。久間氏は書き出しで、とあるアニメを観たことについて
触れているのですが、それはどうやら「GUNSLINGER GIRL」だったようです。
 

 

 先夜、晩酌が過ぎたのか茶の間でうたた寝し、つけっ放しにしたテレビの吹き替えの声で目を覚ました。ぐずぐずと瞼を閉じたままでいると、耳にヘンリエッタだのアンジェリカだのと呼ばれる少女たちの会話がとびこんでくる。スパイ物だろうか?それともテロリスト物だろうか?
 いずれにしても武器を使った戦闘場面が登場するヨーロッパ映画に相違なく、さて、どんな女優たちが出ているのか、と目を開けてぎょっとした。画面に映っていたのはアニメ。しかも少女たちは目が大きな、いわゆる"萌え系"のキャラクターだったからである。
 これって、何なのだ?
 本腰を入れて見る間もなく番組が終了したため、ネットでこのアニメについて検索して、さらに驚いた。アニメに登場する少女たちは全員がサイボーグという設定。時代背景は偽史が絡んだ現代イタリア。某公益法人が、事故で瀕死の重傷を負うなどした少女たちを集め、人体改造と洗脳を行い、反政府組織に対する非合法活動に就かせるというのが物語のあらましだった。

ここで触れている作品っておそらく「GUNSLINGER GIRL」ですね。

先夜、晩酌が過ぎたのか茶の間でうたた寝し、つけっ放しにしたテレビの吹き替えの声で目を覚ました。

とあるのですが、「先夜」とは辞書によると

せん‐や【先夜】
先日の夜。この間の夜。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=先夜&stype=1&dtype=0

という意味らしいので、そう遠くない時期の話のようです。
ここで「GUNSLINGER GIRL」の放送状況を調べてみると
CSのANIMAXで「GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -」が現在放送中です。
 
http://www.animax.co.jp/feature/schedule.php?code=305987
 
久間氏が言う「先夜」が最近のことだとすると、
「つけっ放しにしたテレビ」で流れていたのは
アニメ専門チャンネルの「ANIMAX」だった可能性が高そうです。
 
だとすると

目を開けてぎょっとした。画面に映っていたのはアニメ。しかも少女たちは目が大きな、いわゆる"萌え系"のキャラクターだったからである。

最初からアニメ専門放送局にチャンネルが合わせてあったのなら
「ぎょっと」するほど驚く話でもないのかなとも思いました。
 
まあ、久間氏が言いたいのはそういう意味ではなく
萌え系キャラが登場するアニメであっても、
耳だけで聴けば実写版で描かれているのと遜色がないという事だったのでしょう。