朝日新聞に「シモンちゃん」登場
アニメやマンガ、ゲームでかわいい笑顔をふりまく美少女。そんな「萌え」キャラクターたちが意外な新分野にぞくぞく進出している。子供向け絵本、官能小説、地方自治体のPRキャラクター……。ファンの隠語から流行語になった「萌え」の拡散は、とどまるところを知らない。
(小原篤)
ということで朝日のオタク記者、
小原篤記者による「萌えキャラ」特集です。
今回は異色分野への進出ということで、
「世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット」や、
「ぽっぷ」さんのポプラ社「POP WONDERLAND」シリーズを
取り上げています。
「ぽっぷさんの絵は子供にも好かれると思った」と(ポプラ社)編集局の横山拓也さん。「“萌え”が好きな方には画集感覚で楽しんでもらえるのでは。両方の読者層にアピールしていきたい」。「おやゆびひめ」など続刊も予定。キャラクターグッズの企画も進行中だ。
「POP WONDERLAND」シリーズの今後が楽しみです。
さらに、この後にフランス書院から出ている「美少女文庫」にも
触れています。
黒表紙の官能小説文庫でおなじみフランス書院は、03年に「美少女文庫」をスタートし100点以上を刊行している。「本家」の濃厚な劇画系と違い、表紙や挿絵は萌えキャラが躍る。中身は美少女剣士やメイドさんとのラブコメなどで、ライトノベル(ラベル)に近い。
「ラノベに飽き足らない人のための、若い世代向け官能小説、という位置づけです」と担当の森川洋平さんは話す。ラノベブームにのって売れ行きも上々。「18禁(成人向け)ではないので、書店ではラノベの棚において欲しいですね」
そもそも、朝日新聞の文化面で「フランス書院」の
文字を見ることになるとは思わなかったです。
(下に追記あり)
そして締めは茨城県下妻市の「シモンちゃん」です。
茨城県下妻市のホームページキャラクター「シモンちゃん」は、リニューアルした3代目が昨年1月に登場して以来、ネットで注目を浴び同人誌まで作られる人気ぶり。グッズの発売を持ちかける企業もあったという。
「萌えキャラとかそんなつもりはなく、HPのお堅いイメージを払拭したくて作っただけなんですが」と、情報政策課の平井英雄課長補佐は苦笑する。
払拭しすぎているような気がしますが。
えーと、「シモンちゃん」生みの親はこの人なのかな?
地元に生息するオオムラサキをイメージしたデザインは、プロのイラストレーターによるもの。ハネの模様がオスのものなので「実は男の子」説が流れ、一部のコアなファンを刺激したが「性別は決めていない」そうだ。
つまり「雌雄同体」ということもあり得るのかな?(マテ
関連:
http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200612210260.html(ウェブ魚拓)
(追記ここから)
ちなみに、美少女文庫というものをまだ目にしていないのですが、
公式サイトを見てみると、印象としては
「成人マーク」をつけていない“だけ”で、どう見ても
中身はやっぱり「エロ小説」(ただし絵には萌えキャラを使用)
なのかも。
というのも、新刊案内や既刊案内に「Hシーン紹介」なんてリンクがあって、
クリックすると、どう見ても成人対象のイラストが出てきます。
さらに、WEB小説で読める文章も十分にエロい描写があります。
なのでコレはやっぱりコドモは見ちゃダメです。
つーか、朝日が紙面で取り上げたこと自体がどうなのかと。
ちなみに、こういうジャンルを ジュブナイルポルノ と呼ぶようです。
って、やっぱり「ポルノ」なのか。
でも「ジュブナイル」(=未成年)と「ポルノ」が一緒の言葉になっていいのか???
あとウェブ版の記事が掲載されました。
→http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200701210078.html(ウェブ魚拓)
(追記ここまで)