[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

読売新聞の男性記者によるブラジャー着用レポート

2/23の読売新聞夕刊の社会面に
こんな一風変わった特集記事が載っていました。


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[いまドキッ]オレ 実はブラ男 ひそかに増殖中?
「変態じゃない…でも心落ち着く」

 ブラジャーを着用する男性がかなりいるらしい。なぜだろう? 都心の下着専門店には一見「ごく普通の人」が買いに来る。インターネット上では愛好家の交流も始まっている。安息、気分転換、姿勢を正すため……いろんな訳があるようだが。(大木隆士)


ということで、「ブラを付けている男性」という
かなりマニアックな特集記事でした。

 東京・池袋の喫茶店に現れたのは、実直そうな初老の男性(60)。ロマンスグレーの頭に、パリッとしたスーツがよく似合う。「実は私、今着けてるんですよ」

   (略)
 6年前に「ブラジャーをする男たち」を読売ウイークリーで紹介したブラジャー研究家・青山まりさん(43)は「母性回帰の側面もある」と分析する。青山さんのホームページには愛好者とその予備軍からの書き込みが続いている。
 国際日本文化研究センター井上章一教授(風俗史)によると、「男女は別々の下着を着る」との常識が国民に完全に定着したのは、実は高度経済成長期ごろという。それまで農村などでは男性が腰巻き、女性が猿股(さるまた)と「逆」もあった。最近では女性が男性用パンツをはき始めたとかで、女性向けトランクスも相次いで発売されている。井上教授は「表面とは違う自分がいることを、自分だけにひそかにアピールしたい。そんな心理が働くのでは」とみている。


女性が男性向け下着を見に付けるのは、
それほど問題を感じないのですが(私の場合)、
男女が逆の立場になると、
やっぱり違和感を感じてしまいます。


ここからが、これを書いている男性記者の
「初めてのブラ」体験レポートです。


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 東京・神宮前の輸入下着専門店「ガブリエル ペコ」は、男性客も受け入れている。ブラジャーを買う男性は年に約30人ほど。オーナー日野和子さん(55)は「まず姿勢が良くなります。胸元を引き締めることで、体のラインがすっきり見えるはずです」と話す。機能が魅力で身に着ける人もいるのだろうか。
 これはもう、体験するしかない。勇気を振り絞り試着室へ。日野さんが胸にメジャーをあてる。「トップとアンダーの差が7センチあるからCでいいかな」。そう言って、差し出されたのはレースのついた淡いブルー。胸に手を突っ込まれ、ぐいぐい肉を寄せ集められる。「意外とあるじゃない。Dでもいけるわ
 ん? 背筋が伸びたような気がする。体が締め付けられ、守られている感じ。せっかくなので着けたまま会社に。会議にも出たが、気づく人はいない。ただ長時間になると、違和感が。ひもが肩からずり落ちる。胸元がかゆいし、痛い。
 私にはやはり難しそうだ。ですのでブラ男は本日をもって卒業いたします。

ブラをして会社の会議に出るという、ツワモノぶり。
この記者さん、意外とノリノリです。


それにしても、
何故、こんな特集記事が組まれたのでしょうか?
なんとも唐突な感じです。
この記者さんの個人的な趣味だったのかな?
記者の方の体当たり取材も大変そうですね。