[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

鷲宮神社への聖地巡礼が学術論文になっているらしい(その2)

(「その1」の続き)
日経MJによると、「らき☆すた」の聖地巡礼について
北海道大学の准教授が論文として取り上げたそうです。
 
今回論文をまとめたのは、
北海道大学・観光学高等研究センターの、山村高淑准教授。
 
早速その論文を調べようと思い、
この山村先生の研究室のサイトを訪れたら、
こんなサイトでした。



http://www.cats.hokudai.ac.jp/~deko/
http://www.cats.hokudai.ac.jp/~deko/
 
オタク色を前面に押し出したサイトでした。
サークルの名前ならともかく、研究室として
ぶんしけん」と自ら名乗っているツワモノぶりです。
 
こちらの研究室では2008年7月、11月、そして12月と
3度にわたって、「らき☆すた」論文を発表しているようです。
12月に発表された論文はこちらです。

メディアコンテンツと次世代ツーリズム(PDF)
 
この論文は12月に大酉茶屋などで
それ以外の論文はこちらにリストとリンクがあります。
 
ぶんしけん公表物リスト
http://www.wotacs.com/articles.html
 
もうひとつ、この一連の聖地巡礼論文についての別の話。
論文の執筆者の1人が開設しているブログによると、
11月に発表された「らき☆すた」論文が
北海道大学の多数ある論文の中で、
ダントツの閲覧回数となっているそうです。

私が所属しております、文化資源マネジメント研究室の長
山村高淑先生の論文

「アニメ聖地の成立とその展開に関する研究 : アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察 」

が北大のHUSCAPの高頻度閲覧文献ランキングで2位以下を大きく引き離して第1位です!
 
略してヲタツー 山村高淑先生による「アニメ聖地の成立とその展開に関する研究 : アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察 」がHUSCAP高頻度閲覧文献でダントツトップです!
http://kankoguide.blog22.fc2.com/blog-entry-49.html

 
そのHUSCAPの高頻度閲覧文献ランキングはこちら。
HUSCAP 北海道大学学術成果コレクション
 
トップ10を抜粋してみると…
 

アニメ聖地の成立とその展開に関する研究 : アニメ作品「らき☆すた」による埼玉県鷲宮町の旅客誘致に関する一考察 1372
解剖学実習指 108
メディアコンテンツと次世代ツーリズム : 鷲宮町の経験から考える若者の旅の動向と可能性 78
国際人道支援分野における戦略的協働の事例分析 : 人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS)とジャパン・プラットフォーム(JPF) 62
民法入門(平成18年度) 56
2004年度 グラフ理論講義ノート 54
「オタク・ツーリズム」の研究 53
統合・基礎神経学 - 神経系の構造を中心に 52
寒地型イネ科牧草の育種およびDNAマーカーの開発とQTL解析 51
2004年度 情報理論講義ノート 46

HUSCAP 北海道大学学術成果コレクション

1位の論文は、2位の108回とは文字通り桁違いとなる
1372回の閲覧回数を数えているようです。
らき☆すた」論文の大勝利です。
 
しかも3位、5位にもオタク聖地巡礼オタクツーリズム)論文が
ランクインしています。
他のまじめな論文の中で、一連の論文だけが
このランキングの中で異彩を放っています。
 
12月の論文は全部で125ページありますので、
一読するだけでも大変ですが、
鷲宮聖地巡礼した人にとっても
この論文を読むとまた違った見方ができるかもしれません。
 
関連
鷲宮神社への聖地巡礼が学術論文になっているらしい(その1) - [ 悠 々 日 記 ]