[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

朝日新聞に“ローゼン閣下”の首相就任を記念した「ローゼンメイデン」の紹介記事が載る

1日の朝日新聞夕刊「週刊コミックジャック」では
ローゼン麻生・総理大臣の誕生記念ということで
ローゼンメイデン」を取り上げていました。
評者は藤本由香里氏。
 

 


 “ローゼン閣下”こと、麻生太郎首相の誕生を記念して、今週は、その名の由来になった『Rozen Maiden』を。元版は幻冬舎から出ていたが、第2部の連載が「ヤングジャンプ」で始まったことから現在、集英社から新装版が刊行中。
 物語は、引きこもりで登校拒否の男の子・ジュンのもとに、不思議な通販商品が届くところから始まる。薔薇の刻印をされたかばんの中には、美しいアンティークドールが1体。付いていたゼンマイでネジを巻くと、人形は動き出し、話し、命令するようになる。これこそが7体あるという伝説の人形「薔薇乙女」(ローゼンメイデン)の第5ドール・真紅。いっせいに目覚めた7体の人形たちは互いに闘い、勝ち残った1体だけが、父である人形師の夢見た「究極の少女 アリス」として孵化することができる……。
 柩=ひつぎ=(鞄)の中で眠る少女、ゴスロリ風の衣装(とくに水銀燈)、薔薇の指輪、レースにフリル、黒い羽根、鏡、“ラプラスの魔”と呼ばれる三月ウサギなど、フェティッシュな意匠が目白押しのこの作品だが、注目されるのは、人形たちが契約者の精神状態に呼応している、とされるところ。
 とくに印象的なのが「対」のドールである、“庭師”の翠星石蒼星石。彼らは人の夢の中に入り込み、片方が記憶の枝を金色の鋏で剪定し、片方が金色の如雨露(じょうろ)で養分を与えて心の枝葉を育てていく。まるで合わせ鏡のような契約者と人形たち。
 フェティッシュにみえて案外、人形たちの闘いはあなた自身の戦いかもしれないのだ。

 
ネット上では「ローゼン閣下」の文言を目にしていたことはあったけど
実際の紙面でも目にするとは。しかも「ローゼンメイデン」の解説付き。
そのうち、ローゼン閣下」が国会での麻生さんへの野次にも使われそうな予感。