「R.O.D -THE TV-」地上波放送の最終回はエンディングが台無しな結果に

今年の3月から東京の独立U局 TOKYO MXでの放送が始まっていた
アニメ「R.O.D -THE TV-」の再放送が20日最終回を迎えました。
「R.O.D -THE TV-」は4年前にフジテレビで放送された際には
途中の20話で何故か打ち切られるという憂き目に会い、
今回の再放送が地上波初の全話放送でした。
　
さて、この「R.O.D -THE TV-」最終回の26話ですが、
心配された台風Ｌ字テロップも挿入されること無く
順調に放送が進んでいったのですが、残念なことに
最後の最後でエンディングが大胆にカットされた
特別編集版の仕様になっていて
ファンからすれば「台無し」な結果になっていました。
　
実はこの26話は、そもそも本編だけでも
31分を越えてしまう内容になっており、
通常の30分放送枠では収まりきらず、
OPやCMをカットするなどの措置が必要なのですが
この日の放送は通常通りにOPからスタートしており
本編のカットが避けられない状況でした。
しかし、カットされたのがよりのよって
エピローグからエンディングという、いい場面だったのです。
　
エピローグからエンディングにかけて、
本来はどんな内容になっていたのかを説明すると
　
ＣＳ版（参考映像）
http://jp.youtube.com/watch?v=SnSMLjgWE20:MOVIE:W200
ＤＶＤ版（参考映像）
http://jp.youtube.com/watch?v=8oThB5XYO_o:MOVIE:W200 http://jp.youtube.com/watch?v=vTbs2vWvVoY:MOVIE:W200

・集英社のビルの背景→ビル内でサインに応じる西園はるひ
・ＴＶニュースを見るトトブックスのおじいさん
・どこかの地方で療養するジョーカーとウェンディ
・西浜中学校に再び通うアニタと1年2組の仲間たち
・ねねねのマンションで留守番をするマギー
・埼玉の読子の実家でジュニアと暮らすミシェール
・インドで自分の過去を探すナンシー幕張
・家族の下に帰るドレイク
・どこか外国で本漁りをする読子とそれに付き合うねねね
・エンディングテーマが流れ始める。
・（ＣＳ版）同時にスタッフロールがゆっくりと流れ始める
・同時に後期EDアニメーションが始まる。
・後期EDアニメの「続き」が追加エピローグとして、久ちゃんとアニタが二人で公園で読書する様子が描かれる
・ねねねのマンションへと帰るアニタ
（全部で約6分50秒）

　
これが大まかな流れです。
ところがTOKYO MXでの放送版ではこのようになっていました。
　

・エンディングテーマが流れ始める。
・黒バックでスタッフロールが超高速スピードで流れる（約15秒）
　　↓
・【セリフカット】集英社のビルの背景→ビル内でサインに応じる西園はるひ
・【セリフカット】ＴＶニュースを見るトトブックスのおじいさん
・【全部カット】どこかの地方で療養するジョーカーとウェンディ
・【セリフカット】西浜中学校に再び通うアニタと1年2組の仲間たち
・【セリフカット】ねねねのマンションで留守番をするマギー
・【全部カット】埼玉の読子の実家でジュニアと暮らすミシェール
・【セリフカット】インドで自分の過去を探すナンシー幕張
・【セリフカット】家族の下に帰るドレイク
・【セリフカット】どこか外国で本漁りをする読子とそれに付き合うねねね
・【全部カット】後期EDアニメーションが始まる。
・【全部カット】後期EDアニメの「続き」が追加エピローグとして、久ちゃんとアニタが二人で公園で読書する様子が描かれる
・ねねねのマンションへと帰るアニタ
（全部で約2分間）

　
本来のエピローグからエンディングに描かれていた内容が
5分近くも編集・カットされてしまっていました。
特に「久ちゃんとアニタが二人で公園で読書」する場面は
最終回のエピローグの肝といってもいいのに
よりによってこの箇所が全部カットされていました。
これは実に残念な編集でした。
　
今回の「R.O.D」地上波初放送では、乳首券が使われたり、
L字テロップに見舞われたりと、いろいろありましたが
とはいえ、地上波初となる全話放送に踏み切ってくれた
TOKYO MXにはただただ感謝感謝です。

　
10月からは同枠で「地獄少女三鼎」が始まります。
こちらも楽しみです。

［悠々日記］／ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

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