googleストリートビューは「二輪の自動車以外の自動車通行止め」区間をどうやって撮影したのだろうか
高木浩光@自宅の日記さんのところに書かれていた
「この先自動車通り抜けできません」を通り抜けていたGoogleストカー
というエントリを見た後、まだまだ他にも
「ストリートビュー撮影車」(通称ストカー)が狭い道を走っていないか、
その周辺地域を見て回っていたら、
ちょっと不思議な箇所を見つけました。
googleストリートビューの撮影は、
ストカー専用の自動車に特殊なカメラを取り付けて
走行しながら撮影をし回ることで行なっているようですが、
なぜか「自動車が通ってはいけない区間」を撮影した区間がありました。
その箇所はこちら。
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A地点:ここから(南西方向)
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ここを通って…
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B地点:ここまで(北東方向)の区間
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拡大してみるとわかると思いますが、
この区間の両端にはこの標識が置かれています。
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「看板」ではなく、本物の「道路標識」のようです。
つまり、この区間はいわゆる「ストカー」は
通行できないはずなのに、なぜか撮影できています。
そして、この狭い道幅を物理的に自動車での通行するのは
かなり厳しそうに見えます。
とすると、このgoogleストリートビューは、
「二輪の自動車以外の自動車通行止め」区間を
どうやって撮影したのでしょうか。
狭い道幅の区間用に超小型車を使用しているのか、
それとも撮影機材を身に纏ったgoogle社員が歩いているのでしょうか。
というエントリを用意していたら、同じような話を他の人も取り上げているようですね。
→ http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20080816/p1:TITLE
追記
はてブのコメント欄にて、id:HiromitsuTakagiさんから
警察署の説明では公安委員会指定の番号か何かが書かれているのが本物の規制とのこと。標識のどこかに書かれてない?
とのご指摘を頂いたので、
現場からそう遠くない所に住んでいる知人に頼んで
標識を確認してもらいました。感謝。
これがA地点、B地点の標識の写真です。
A地点、B地点ともに、支柱のポールには
番号が書かれた「標識管理票」が貼ってありました。
公安委員会が設置した規制標識で間違いないようです。
とすると、googleマップの「ストカー」は
この標識に気付かず進入してしまった、
ということになるのでしょうか。
さらに追記(2008年10月16日)
高木浩光@自宅の日記さんのところで取り上げていただきました。
→グーグルは交通法規も平気で無視する