[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

日経MJに埼玉・鷲宮町の「らき☆すた」町おこし舞台裏の記事

1/21の日経流通新聞日経MJ)に目を通していたら、
アニメ「らき☆すた」の舞台となった、
埼玉・鷲宮町での「らき☆すた」町おこしの舞台裏について、
地元商工会の会長にインタビューした記事が載っていました。


アニメで人気の地元神社 商品・催事に活用

齋藤 勝さん
埼玉県鷲宮町商工会長


企画からファンと楽しむ


 「はじめは萌えアニメなんて気色悪いと思った(笑)」。関東最古の神社とされる埼玉県鷲宮町鷲宮神社。その初詣で客が今年、前年比で17万人増の30万人に跳ね上がった。人気アニメ「らき☆すた」に「鷹宮神社」として登場したことがきっかけ。同作品を生かしたまちおこしで旗振り役を務めるのが鷲宮町商工会の斎藤勝会長(67)だ。
 アニメや漫画の版権をもつ角川書店と協力し、独自デザインの限定キャラクター商品を町内の商店で販売する。地元局で放送されていたとはいえ、もともとアニメは縁遠い世界。そこで昨年8月、商工会の若い経営指導員らに「らき☆すたチーム」を結成させ、ネットを中心に活動。アニメの声優を呼んでの12月のイベントでは、運営スタッフをネットで募った。
 「ファンと一緒に活動を楽しむことが大事」と、商品の企画段階から、価格や販売場所などをファンと交流して決めた。キャラクターを刻印したパンは「デザインはもちろん、かたどる金型の仕入れ先までファンに紹介してもらった
 歳末セールはキャラを印刷したスクラッチカードを活用。一部店舗で売り上げが前年比2倍となるなど、町は萌え効果に沸いている。会長就任以来、神社を核にした観光振興を考え続けてきた。「お客さんお宮さんに喜んでもらえたかな」と笑う。

さいとう・まさる
1940年東京・墨田生まれ。2003年商工会会長に就任。


鷲宮町商工会ホームページ
http://www.syokoukai.or.jp/~washimiya/

人生経験豊富な60歳台後半の人からみたら、
萌えアニメ(とそれに群がるオタク)のことを
はじめは「気色悪い」と感じたというのは
偽らざる本音でしょう。


でも、その後の地元を巻き込んだ盛り上がりは、
この方と鷲宮町の皆さんによる尽力のおかげ


こんな一風変わった人々が多いおたく世界を、
町ぐるみで受け入れてくれた、理解のある地元の皆さんに、
オタクの一人としてただただ感謝するばかりです。