続「お伽草子」の紹介記事について
先日の日記（id:YUYUKOALA:20040902#p1 / id:YUYUKOALA:20040904#p3）に関連して
Angel Heart Club（エンジェルハートクラブ）さんより
200409-07 DIARY
『『お伽草子』の今後の展開に“アレ”を思い出します』
・・・そもそも、『深夜番組たんけん隊』の記事を読んでいる圧倒的大多数の読者は、『お伽草子』なんてアニメは知らないと思われます。物語もほぼ半分を消化しているので、途中から見始めるにはちょっと辛い状況。そこで、10月から新章が始まることを含ませておけば、それを切っ掛けに見る人がいるかもしれません。そう思っていれば、（福）さんの記事がネタバレであるとしても、書いた意義はあったわけです。
http://home.att.ne.jp/wave/applepop/
で、これが問題の記事（ネタばれ有り）です。
確かに「たんけん隊」の記事の目的は、番組を知らない人のために「こんな番組がありますよ」と紹介することです。でも、これまででもこれほどストレートに今後の展開を紹介することはなかったと思います。それに(福)さんの力量なら、あれ程までにストレートに書かなくても今後の新展開を暗示させることもできたでしょう。「10月からはこれまでの展開とガラリと変わる新章にが用意されている」これ位の表現でも十分だったと思うのです。
また、ネタばれを含む記事を載せた時期と場も問題有りです。まだ数話も残している段階(9/2)での新章の話はより慎重であるべきだったでしょう。また、ラテ欄の「試写室」「注目」といった放送当日の「内容紹介記事」とは性質の異なる「番組紹介記事」なのだから、この点からも今後の内容を書く際には慎重であるべきでした。
そして、個人レベルのネタばれサイトではなく大手新聞の記事なのですから、その影響力の大きさは自覚するべきです。まさか、今後の情報を知っているから紙上で教えた、などという安直な考えではないと思いたいのですが、日記の
のくだりは、あまりいい気はしません。そう、まるでフライングゲットした漫画のネタばれを某掲示板でしている人たちの言い訳みたいで。
番組未見者のための記事である事には理解します。しかし、あの記事を熱心に読んでいる、もう一方の読者もまたいるということをお忘れないようにして頂きたい。私の言いたいことは唯それだけです。
個人的には、「たんけん隊」で取り上げる番組の記事は、筆者の主観に満ちた感想が面白いのであって、情報先取りのコーナーとは思っていません。（新聞社内での位置付けは知りませんが）。「エマ」のアニメ化を日記で暗示したように、「お伽草子」の新章の話は日記での補足に留めておくべきだったのかも知れませんね。新聞の読者数の多さも反響の大きさに繋がったのでしょうし。
なお、断っておきますが、一連の話は記者個人に対する批判ではなく「新聞社が載せる紹介記事の在り方」に対する疑義のつもりです。つまり新聞記事に対する批判であって、記者個人を攻撃するつもりは毛頭ありませんし、私は(福)タンにもっと多くのアニメ記事を書いて欲しいくらいなんです。うまく書けていないかもしれませんが、その辺を汲み取って頂けたらと思います。
この件については、こちら↓でも取り上げているので参考にどうぞ。
ネタバレはどの程度まで許容できるのか？
己の意図しない方向に進んでいる事態に。
