「ONE PIECEの9ページ広告」について朝日新聞に寄せられた声と売上げへの影響
昨年12月4日の朝日新聞の紙面に、「週刊少年ジャンプ」で連載中の
「ONE PIECE」の広告が全40ページ中9ページに渡って掲載されていました。
<参考>
今日の朝日新聞は「ONE PIECE」の広告だらけ。費用は全部で3億円以上か - [ 悠 々 日 記 ]
この広告について、朝日新聞の中でどのように評価されているのか。
1月29日の朝日新聞に掲載された「09年度第5回紙面審議会」の様子に
この9ページ広告について触れている箇所がありました。
「週刊少年ジャンプ」の9ページにわたる全面広告(12月4日朝刊)にびっくりした。読者からどんな反応があったか。
朝日の良識を疑うという意見や、4分の1が漫画の広告で悲しいとの声が窓口に寄せられた。多くのファンがブログで取り上げ、「10年間も新聞を取ったことがなかったが、この広告で即買いです」「今朝の朝日新聞は永久保存版」という書き込みもあった。即売部数が大幅に増え、少年ジャンプの売り上げも好調だったようだ。
たしかにマンガと縁遠い一般読者にとっては
何事かと思わせる広告でしたから、否定的な声も
やはり寄せられていたようです。
でも、ネット上での評判は朝日新聞自体にも当然伝わっていたようで、
また実際の売上にも大きくプラスに影響したようです。
ところで「4分の1が漫画の広告で悲しい」との意見がありましたが、
たまたま広告が「ワンピース」一色だったので目立ちましたが
普段から全紙面の1/4程度が広告枠ということなんですよね。
目に付いたからといって、マンガを槍玉には挙げて欲しくはないですね。