朝日新聞にエヴァ「箱根補完マップ」&らき☆すた「こなたの部屋」をとりあげた記事
14日の朝日新聞夕刊に、「いきいきアニメの町」と題した
「聖地巡礼」についての記事が載っていました。
とりあげたのは
「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」で話題の神奈川県箱根町と
「らき☆すた」の「美水かがみギャラリー」の埼玉県幸手市。
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記事は、まず先日配布が行なわれた
「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」の配布当日の様子から。
箱根湯本駅、6月中旬の朝8時。「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」の配布が始まると、平日にもかかわらず300人に膨らんだファンの行列が、ようやく、という空気とともに動き出した。インターネットで知り合った仲間とアニメの舞台を巡っているという会社員の男性(41)は、「ツアーも企画してほしい」とうれしそうに話し、急ぎ足で東京へ戻った。
箱根の観光客は年間延べ2000万人。その多くを中高年が占める。「若い人にもヘビーユーザーになってほしい」。箱根町観光協会が活性化の起爆剤として選んだのが、「エヴァ」だった。
使徒を迎え撃つ要塞都市「第3新東京市」のモデルとなっているのが、箱根の仙石原一帯だ。「箱根補完マップ」では、一昨年公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序」に登場するシーンを基に、庵野秀明監督ら関係者のインタビューなどから特定した19カ所を紹介する。
監修を手がけたガイナックスの担当者は、「90年代には『おたく』と後ろ指をさされていたアニメ好きが、ここ数年はファッショナブルなものとしてとらえられている」とファン層の広がりを指摘。今回の試みについて、「新たなあそびが提案できた」と手応えを感じている。
「今後は『破』 (公開中の続編映画)の内容でもマップを作りたい。激しい戦闘で箱根をひどい目に遭わせるんですけどね」
エヴァ「箱根補完マップ」、「序」バージョンに続いて
もし「破」バージョンが出ると、先日以上の沢山の人が集まりそうですね。
続いて、「らき☆すた」の世界を実際に再現したことで
話題になった「きまぐれスタジオ美水かがみギャラリー幸手」について。
「らき☆すた」の部屋
女子高校生の学園生活をゆるゆると描いたアニメ「らき☆すた」。埼玉県幸手市は主人公・泉こなたたちが暮らす舞台のロケ地として、07年のテレビ放送以来、「聖地巡礼」に訪れるファンが絶えない。
それを地域振興に生かそうと考えたのが市商工会だ。この作品のロケ地として一足先に話題を呼んでいた同県鷲宮町が協力。原作者の美水かがみさんの旧宅を使い、泉こなたの自宅を再現した「きまぐれスタジオ美水かがみギャラリー幸手」を今年3月に開館した。
以来、脱ぎっぱなしの服や読みかけの雑誌が散らかる「こなたの部屋」などが人気を呼び、20〜30代の男性を中心に約1700人が訪れた。初めて来たという川崎市の大学生(24)は「まるで妹の部屋みたい」と目を輝かせた。
入場券販売は市内の商店に委託し、買い物スタンプラリーで集客を図る。ファンが店に訪れることで売り上げが増え、住民との交流も生まれている。「泉家」は、町の中に溶け込んでいるようだ。
「こなたの部屋」は写真付の紹介です。
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合わせて、今週土曜開催される「萌フェスIN鷲宮」についての紹介も。
萌フェスIN鷲宮
18日土、午前10時〜午後2時半、鷲宮町鷲宮6の町役場駐車場(鷲宮駅)。幸手市と鷲宮町が主催。アニメのステッカーで装飾した「痛車」のコンテスト、アニメキャラクターへの思いを叫んで競う「鷲宮の中心で萌えを叫ぶ」など。