日経ＭＪで京都・御薗橋８０１商店街の「８０１ちゃんプロジェクト」が紹介される

鷲宮神社を中心とした鷲宮町の町おこしの様子の記事を先日紹介しましたが
（http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20080121/LuckyStar_MJ:TITLE=参照記事:http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20080121/LuckyStar_MJ）、
28日の日経ＭＪ（日経流通新聞）の「わきだす地域パワー」という記事に
京都市の御薗橋８０１商店街の街づくりの様子を紹介する記事が
掲載されていました。

商店街キャラ、オタク誘う　京都市の御薗橋８０１（はちまるいち）商店街が、オタク層を中心にひそかな「観光名所」となっている。お目当ては商店街が生んだマスコットキャラクター、「８０１（やおい）ちゃん」。奇抜な姿とネーミングがインターネットで話題を呼び、人気に火が付いた。思わぬブームを商店街振興に生かそうと、地元では「８０１ちゃんプロジェクト」が進行中だ。　「８０１ちゃんをみにきました」「８０１ちゃん、ギザモエス！」──御薗橋８０１商店街のフルーツパーラー「いけだ」に置かれた寄せ書きノートには、「８０１ちゃん」への思いをつづったこんな書き込みがあふれる。８０１とは商店街の総延長（約八百メートル）から付いた名前。商店街の名称の由来でもある。　同店によると「関東、九州などから多い日には５−６組の若者が書き込んでいく」という。店では「８０１ちゃんステッカー」など商店街のオリジナル商品も販売しており、修学旅行中の学生らが京都土産として購入していく姿も。　http://www.kics.gr.jp/kita/801office/calacter.htm:TITLE=８０１ちゃんは2005年12月に誕生した商店街のマスコットキャラクター。もじゃもじゃした緑色の体に、ぎょろりとした目、額には８０１のロゴが描かれている。地元の芸大生がデザインを発案し、名前は振興組合が一般公募して決めた。商店街名を読み替えたものだ。　商店街に愛着を持ってもらう試みは、当初「全く予期せぬ反応」（同振興組合）を起こした。オタク用語で「男同士の恋愛を描いた作品」を意味する「やおい」と読みが一致することから、ネット上で話題が沸騰。１日最大50件ほどだった商店街のホームページのアクセス件数は２万件近くまで跳ね上がった。　中傷的なメールも寄せられ、振興組合のメンバーからは一時「名前を変えたほうがいいのでは」という声すら出たという。だが、http://indigosong.net/:TITLE=ネット上ではキャラクターを使った漫画もブログで登場。「キモかわいい」として人気が一気に広がり、出版社からは書籍化の話まで持ち込まれるようになった。　「応援してくれる人もたくさんいる」と実感した振興組合はこの漫画を公認。「となりの８０１ちゃん」として計30万部を越えるヒット作となり、昨秋には実写ドラマもＤＶＤで販売されるまでになった。　８０１ちゃんの生まれ故郷をみようと、10−20代の若者を中心に街を訪れる人もにわかに増えた。振興組合では８０１ちゃんのイラストが入った美化活動の街路フラッグを掲げたり、酒店がオリジナルの「やおいちゃん酒」を売り出すなど受け入れ態勢の整備に乗り出している。　昨年夏からは若手商店主らを中心に、専門の「８０１ちゃんプロジェクト委員会」も発足させた。漫画やアニメのキャラクターを活用した街づくりを進める各地の商店街を視察したり、オリジナル商品やイベント企画などのアイデアに知恵を絞る。　具体的な成果として、昨年末から漫画博物館「京都国際漫画ミュージアム」（京都市）で８０１ちゃんの展示コーナーを期間限定で設置。京都市に働き掛けて実現したもので、地元・京都の商店街が生み出した人気キャラクターとして一般客への知名度向上を狙う。　今年中には８０１ちゃんの着ぐるみも作製する。地元のイベントのほか、キャラクターのＰＲを兼ねて小学校の活動や京都市内の祭りなどに「参加」する計画という。　プロジェクト委員会の北小路明彦委員長は「これまでは周りに勝手に盛り上げてもらっていた」と振り返る。キャラクター人気を一過性のブームに終わらせることなく、地元に根付いた活動としてどう広げられるか。委員会メンバーは「今年が勝負の１年」と認識している。

８０１ちゃんの着ぐるみを小学校に連れて行くのは、
あまりお勧めできないかも……。

［悠々日記］／ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

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