[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

日経MJにUHFアニメとアニメソングの特集記事

今日11日発売の日経流通新聞日経MJ)で、
UHFアニメとアニメソング(Aポップ)のことを
取り上げた特集が載っていました。


MJのサイトの記事説明では、水樹奈々のCDジャケットとともに
「非オタク層のファンをつかむ水樹奈々
との説明があり、アニソンと非オタクの関係について
取り上げているようです。

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UHF発のアニメ曲がヒット 「非オタク」も夢中に

 アニメソングのヒットが相次いでいる。目立つのは独立UHF局が手掛ける深夜帯放送の「UHFアニメ」発のヒット曲放送地域が都市部周辺に限られるにもかかわらず、放送を再送信するケーブルテレビの普及やネットを通じた口コミなどで全国にファン層を拡大。CD販売額の減少など低迷が続くJポップの陰で、Aポップ(アキバ系ポップ)と呼ばれるアニメソングが存在感を増している。

[2008年1月11日付]

http://www.nikkei.co.jp/mj/http://s02.megalodon.jp/2008-0111-1334-53/www.nikkei.co.jp/mj/:TITLE=ウェブ魚拓


さて、実際の紙面ではどのように取り上げていたのでしょうか。




これは1面のINDEX。
写真は「アニメジャパンフェス2007冬の陣」より。


そして特集記事本編はいわゆるウラ一面にありました。
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中央には、「らき☆すた」の主題歌「もってけ!セーラーふく」のジャケット写真。
そして、こちらにも「冬の陣」の別カットの写真がもう一枚。


アニメソングのヒットが相次いでいる。目立つのは独立UHF局が手掛ける深夜帯放送の「UHFアニメ」発のヒット曲。放送地域が都市部に限られるにもかかわらず、放送を再送信するケーブルテレビの普及やネットを通じた口コミなどで全国にファン層を拡大。CD販売額の減少など低迷が続くJポップの陰で、Aポップ(アキバ系ポップ)と呼ばれるアニメソングが存在感を増している。


らき☆すた」は昨年4月から9月まで独立UHF曲で放送されたオタク女子高生が繰り広げる学園アニメだ。主題歌の「もってけ!セーラーふく」がアニメソングとして過去10年で最多となる20万枚のセールスをあげ、2007年のアマゾンのCD部門では2位。リミックスCDや出演キャラクターが歌うCDなど、関連するCDを合わせた出荷枚数は60万枚を越えた。アニメキャラクターの声優が合唱するスタイルで、歌詞がうまく聞き取れないほど曲調が速いのが特徴だ。

もともとアニメソングは映像と音楽の親和性が高い音楽ジャンルといえる。映像と音楽が一体となっている「Aポップに最も合ったメディア」である(ファンが集う)サイトが、視聴者参加型でアニメの世界観を広げ、新たなファンの獲得に一役買っている。

アニメのファンではないが、アニメソングは好き、という新たなファン層も生まれている。渋谷で開かれたアニメソングライブに来た大学生(29)は、「アニソンファンだけど、特にアニメファンというわけではない」。
UHFアニメの主題歌で昨年、「SECRET AMBITION」などがヒットした声優兼歌手、水樹奈々さんのファン層も「これまでのような、いわゆるオタク以外で、女子中高生といった『非オタク』が増えている」(所属レコード会社のキングレコード)という。


こちらは、UHFアニメの主題歌の出荷枚数のデータ。

番組名 曲名 歌手 出荷枚数
らき☆すた もってけ!セーラー服 泉こなた柊かがみ柊つかさ高良みゆき 20万枚
魔法少女リリカルなのはStrikers SECRET AMBITION 水樹奈々 11万枚
MASSIVE WONDERS 水樹奈々 10万枚
星空のSpica 田村ゆかり 5万枚


記事中にはこんなデータも載っていました。

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40都道府県に79店舗を展開しているアニメイトでは、「UHFアニメ非放送地域でも、CD販売額は放送地域と比べてそうかわらない」という。

日本のテレビ局で昨年(2007年)、最も多くのアニメを放送したのはテレビ愛知千葉テレビ放送テレビ神奈川テレビ埼玉などのUHF局がそれに続いた。テレビ愛知ではUHF系とTXN(テレビ東京)系のアニメを放送しており、放送本数は過去5年で約2倍になった。一方で、テレビ東京を除く民放キー局の新作アニメ放送本数は年間を通しても一ケタ台にとどまる。

関東のU局が一番かと思っていましたが、
愛知がトップとは少々意外な気が。
それにしてもU局では5年で2倍の本数、
一方のキー局では年間でも一ケタとは、
随分と差がついてしまいましたね。


それ以外にも、
アキシブ系というジャンルについても触れられています。
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記事ではあまり触れられていませんでしたが、
ニコニコ動画You Tubeなどの動画投稿サイトに
アップされた映像や曲を聴いてファンになった層も
少なくないのでは? 


動画投稿サイトの功罪には諸説ありますが、
アニメソングの幅広い層への普及と売上貢献には
良い方に影響しているのかも。