ライトノベルに関する穴埋め問題を作ってみた
[設問]
以下は或る資料に書かれている文章を基にしたものです。
これを読み、以下の設問に答えなさい。
[]( 1 )創刊に際して[][] (2)は、我が国にとどまらず、世界の書籍の流れ[]
[]のなかで"( 3 )"としての地位を築いてきた。[]
[]古今東西の名著を、(4)で( 5 )い形で提供[]
[]してきたからこそ、人は(2)を自分の師として、ま[]
[]た青春の想い出として、語りついできたのである。[]
[] その源を、文化的にはドイツの( 6 )に求[]
[]めるにせよ、規模の上でイギリスの( 7 []
[])に求めるにせよ、いま(2)は知識人の層の多様化[]
[]に従って、ますますその意義を大きくしていると言[]
[]ってよい。 []
[] (2)出版の意味するものは、激動の現代のみなら[]
[]ず将来にわたって、大きくなることはあっても、小[]
[]さくなることはないだろう。 []
[]「( 1 )」は、そのように多様化した対象に応え、[]
[](8)に耐えうる作品を収録するのはもちろん、新し[]
[]い世紀を迎えるにあたって、既成の枠をこえる新鮮[]
[]で強烈な( 9 )たりたい。 []
[] その(10)故に、この存在は、かつて(2)がはじ[]
[]めて出版世界に登場したときと、同じ戸惑いを読書[]
[]人に与えるかもしれない。 []
[] しかし、<( 11 )>[]
[]時代は変わって、出版も変わる。時を重ねるなかで、[]
[]精神の糧として、心の一隅を占めるものとして、次[]
[]なる文化の担い手の若者たちに( 12 )を得られ[]
[]ると信じて、ここに「( 1 )」を出版する。 []
[]1993年6月10日[]
[]角川歴彦[]
問:上記文中の(括弧内)を埋めなさい。(100点満点)
(1) ×××× (配点20) (2) ×× (配点10) (3) ××××× (配点5) (4) ×× (配点5) (5) ×××××(い) (配点5) (6) ×××××× (配点10) (7) ×××××××× (配点10) (8) ×× (配点5) (9) ××・××××× (配点5) (10) ××× (配点5) (11) XXXXXXX XXXX, XXXXXXXX XXXXXXXXXX (配点15) (12) ××××× (配点5) (「×」「X」は回答文字数を表す)
・・・。
さて、あなたは100点満点中、何点取れましたか?
自分で作っておいてなんですが、こんな問題、
どれだけの人が答える事ができるんでしょう(大汗)。
日々の移動の際の時間つぶしとして
コレが載っているモノに大変お世話になっているので、
今回はこんな問題を作ってみました。
そんな訳で正解はこの下にあります。
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[正解](反転してください)
(1) 電撃文庫 (配点20) (2) 文庫 (配点10) (3) 小さな巨人 (配点5) (4) 廉価 (配点5) (5) 手に入れやす(い)手に入りやす(い)(配点5) ←訂正しました (6) レクラム文庫 (配点10) (7) ペンギンブックス (配点10) (8) 歴史 (配点5) (9) アイ・オープナー (配点5) (10) 特異さ (配点5) (11) Changing Time, Changing Publishing (配点15) (12) 確かな評価 (配点5) (追記:(5)の正解に誤りがありました。申し訳ありません)
(1)は当サイトを見てくれる人なら出来ないと。
(6)、(7)、(10)は難易度が高いかも。
でも(10)は直ぐ後に和訳が書いてあったりします。
原文はこうでした。
このレーベル買ったことのある人なら
一度は目にしているはずとは思いますが、
真面目に読んだことのある人は意外に少ないかもしれませんね。
[原文]
電撃文庫創刊に際して
[] 文庫は、我が国にとどまらず、世界の書籍の流れ []
[]のなかで"小さな巨人"としての地位を築いてきた。 []
[]古今東西の名著を、廉価で手に入りやすい形で提供 []
[]してきたからこそ、人は文庫を自分の師として、ま []
[]た青春の想い出として、語りついできたのである。 []
[] その源を、文化的にはドイツのレクラム文庫に求 []
[]めるにせよ、規模の上でイギリスのペンギンブック []
[]スに求めるにせよ、いま文庫は知識人の層の多様化 []
[]に従って、ますますその意義を大きくしていると言 []
[]ってよい。 []
[] 文庫出版の意味するものは、激動の現代のみなら []
[]ず将来にわたって、大きくなることはあっても、小 []
[]さくなることはないだろう。 []
[]「電撃文庫」は、そのように多様化した対象に応え、[]
[]歴史に耐えうる作品を収録するのはもちろん、新し []
[]い世紀を迎えるにあたって、既成の枠をこえる新鮮 []
[]で強烈なアイ・オープナーたりたい。 []
[] その特異さ故に、この存在は、かつて文庫がはじ []
[]めて出版世界に登場したときと、同じ戸惑いを読書 []
[]人に与えるかもしれない。 []
[] しかし、<Changing Time, Changing Publishing>[]
[]時代は変わって、出版も変わる。時を重ねるなかで、[]
[]精神の糧として、心の一隅を占めるものとして、次 []
[]なる文化の担い手の若者たちに確かな評価を得られ []
[]ると信じて、ここに「電撃文庫」を出版する。 []
1993年6月10日
角川歴彦