朝日新聞での江口寿史先生の紹介文がストレート過ぎる
29日の朝日新聞朝刊の「休み」をテーマにした連載に
漫画家の江口寿史先生が登場。
そこに書かれていた江口先生の紹介文が
余りにストレート過ぎるものでした。
締め切りに間に合わないことでも有名な人気漫画家
江口 寿史さん(54)
いや、確かにそうなんだけどw
でも、そう書いちゃうと身も蓋もないというか…。
ほかにも本人はインタビューの中でこんな事を言ったようです。
今年に入ってから描いた漫画は、2月刊行の「ストップ!!ひばりくん! コンプリート・エディション3」に描き下ろした最終話の続き5枚だけ。
漫画家になって33年になりますが、一番少なかった年でも15枚は描きましたから、過去最低のペース。
12月に出る新刊「江口寿史のお蔵出し 夜用スーパー」は、単行本未収録の作品を集めたもので、描き下ろしはありません。
とにかく、休んでいるわけではありません。平日はほぼ終日、仕事場にいます。本の帯の推薦文やCD評など、文字仕事もあるし、メールチェックしたり、資料をあさったり。そういえば、ツイッターの更新もひんぱんかな。漫画家はツイッターやっている人多いですよ。
おれは違うんです。とことん漫画読みというか。とにかく漫画が大好きで、面白い漫画を読みたい。でも、そういう漫画がなかなかない。仕方がない、自分で描くか、みたいな感じでやってきた。だから、アイデアも構図や線も、漫画読みとしての自分の求める基準に達してないと思うと、先に進めない。
描けていないのは、週刊青年マンガ誌の新連載を考えていたから。毎週8ページ,、漫画家生活を振り返る自伝的な作品です。5回分完成したら、編集長に掛け合ってもらうことで担当者とは話をつけました。
今度の作品は自分を問い直す意味がある。エピソードも見えている。途中で止まることのないようにじっくり描きたい。