[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

「立川がアニメの聖地に」という記事を朝日と読売で読み比べてみる

(改題しました)
今月の初めの10月1日、朝日新聞では
『立川=「アニメの聖地」』という記事を書いていました。
 
[:W200]
asahi.com : 「アニメの聖地」立川駅 作品に度々登場で「巡礼」続々
http://mytown.asahi.com/areanews/tokyo/TKY201009300519.html
 
一方、読売新聞では21日の多摩地域版に「立川 オタク誘客作戦」と題した記事が
大きく載っていました。
 
 

立川 オタク誘客作戦
 アニメの舞台に続々 市・観光協など 地図でスポット紹介

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20101020-OYT8T01273.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20101020-OYT9I01272.htm
 
どちらの記事も「とある魔術の禁書目録」を主な話の中心にまとめた記事でした。
 
記事によると、「とある魔術の禁書目録」の累計発行部数は
900万部に達しているそうです。立川市内の「聖地巡礼マップ」の作成や、
多摩都市モノレールのキャラクターラッピングなどの計画があるそうです。
 
モノレールの車体に大きく描かれたインデックスさんが、
上から見下ろすという風景は是非見てみたいものです。
 
立川周辺では、古くからあるコトブキヤを始めとして、
いまではアニメ関連ショップも多くなってきましたので、
こういう企画が成立しやすい土壌ができているのかもしれません。

 

 立川市や立川観光協会が、アニメや漫画を使った観光客誘致作戦に乗り出した。まず、人気アニメ「とある魔術の禁書目録(インデックス)」(同製作委員会)のマップ製作を目指す。作品の中では架空の街となっているものの、風景が立川に似ているため、「聖地巡礼」と称して市内を訪問するファンが増えていることを受け、地元経済の活性化につなげようという狙いだ。

 誘致作戦に参加しているのはほかに、多摩都市モノレール多摩信用金庫、市内に本社を置く有名フィギュアメーカー「壽屋」など。観光ツアー化を目指して旅行会社JTBも加
わっている。市の呼びかけで関係団体が集まり、8月から正式に会合を重ねている。

 「とある」の原作小説(鎌池和馬著、アスキー・メディアワークス刊)は、累計発行部数が900万部に達する人気を誇る

 科学技術と超能力や魔術が混在する世界を舞台に、高校生の主人公が活躍するという内容。アニメ版では、主人公が学ぶ東京西部の「学園都市」の背景として、JR立川駅前の歩
行者用デッキや、多摩モノレール多摩センター駅前などと酷似したスポットが頻繁に登場する。

 ほかに、イエスブッダが共同生活を送るギャグ漫画「聖☆おにいさん」(中村光著、講談社刊)では、2人が暮らすアパートが立川市にある。立川の街が巨大なモンスターに破
壊されるパニック漫画「ハカイジュウ」(本田真吾著、秋田書店刊)もある。

 マップは、背景に使われたとみられるスポットをファンに紹介するもの。無料配布イベントを開いてファンを呼び込むことを計画、アニメ画像などを使用できるよう、同アニメの
製作委員会に相談している。

 また、訪れたファンに街を回遊してもらおうと、オリジナル商品などを景品にしたスタンプラリーを実施する案や、多摩モノレ
ールの車体にキャラクターを描いてファンにアピールするアイデア
も出ている。

 アニメの続編「とある魔術の禁書目録2」(TOKYO MXなどで放映)が今月から始まっており、許可が得られれば、年内にも着手
したい
考えだ。

 同市などでは今後、「聖☆おにいさん」についても、新刊発行時などに商店街で連動イベントを行う案などを検討していく。

 フィギュアやアニメ専門店などが集まる立川は、オタクから「新聖地」と認知され始めており、市産業振興課は「これだけの状況があるのに、地元が何もしない方がおかしい」と意気込んでいる。


 


立川が秋葉原に続く新たな「アニメの聖地」になりつつある。アニメ作品にJR立川駅周辺に似た背景が度々登場し、「聖地巡礼
」と称して多くのファンが訪れ
、インターネットのブログを通して広まった。新宿以西の中央線ですでに最大の乗客数を誇る立川駅。さらなる集客につなげようと、地元の商
工会議所もアニメをテーマとした街巡りを企画している。(米沢信義)

 アニメ作品は、「とある魔術の禁書目録」とその外伝の「とある科学の超電磁砲」。原作の小説は、累計発行部数が900万部を突
、東京西部の架空の学園都市を舞台に、超能力を持つ中学生や高校生が活躍する。街を駆け抜けるモノレール、駅前のペデストリアンデッキなど、随所に登場する背景が、
立川駅多摩センター駅周辺にそっくりだ。

 2008年の放映開始以来、ファンの間で立川駅が「聖地」と呼ばれるようになった。駅前の雑踏の中で、「巡礼者」は黙々
と写真を撮り続ける。

 「ここがあの舞台か」。板橋区福祉施設職員の男性(30)は4月上旬、立川駅に降り立つと胸が高鳴った。

 駅周辺を歩きながら頭の中に刻み込んだアニメの場面と、実際の風景をだぶらせながら、カメラのシャッターを切る。

 「そこにアニメの主人公はいなくても、頭の中で想像して作品の世界に近づける快感がありますね」

 自身のブログ「旅とラジオと萌え研究」に、撮りためた写真10枚を載せ、成果を報告した。

 1日のブログ閲覧者は50人ほど。記事への共感を示す「拍手」の数が増えていくのが喜びだという。

 「立川行ってきました」「感動した」。ネット上には撮影スポットの地図までつけたブログであふれている。

 10月から続編の「とある魔術の禁書目録2」の放映が始まり、「巡礼者」はさらに増えそうだ。

 こうした盛り上がりを町おこしにつなげる動きも始まった。立川商工会議所は、フィギュア制作・販売の壽屋と協力して11月3日、立川とアニメのかかわりをテーマとした講演会や
まち歩きを行う。

 「アニメも立派な地域資源です」。会議所地域・産業振興課の芝田達矢課長は「壽屋をはじめ、アニメショップが立地す
るなど立川はもともとアニメとの親和性は高い。人を呼び込み、立川をより活性化させたい」と力を込める。

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