[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

日経新聞1面コラムで今度は「フィギュア造詣師」がとりあげられる

日本経済新聞の1面に掲載されているコラム「春秋」では
5/1に「痛車」のことを取り上げていましたが、
 
 日経新聞1面コラムで「痛車」がとりあげられる - [ 悠 々 日 記 ]
 
翌5/2の「春秋」では「フィギュア造詣師」のことを取り上げていました。
阿修羅像のフィギュアを担当した海洋堂のお話です。
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http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090501AS1K0100F01052009.htmlhttp://s04.megalodon.jp/2009-0504-2226-11/www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20090501AS1K0100F01052009.html:TITLE=ウェブ魚拓



原型師」と呼ばれる、ちょっと変わった職業がある。大量生産するミニチュア模型の型を粘土や樹脂で作る造形作家だ。彫刻刀を巧みに操り、手のひらに乗る精密な立体を削り出す。その繊細な仕事から、現代の仏師にも例えられる。
 
上野の東京国立博物館で開いている「国宝・阿修羅展」の売店では、興福寺の本物の阿修羅像を模したフィギュアが大人気。用意していた1万5000個が、瞬く間に売れ切れた。元の価格は2980円だが、ネット競売で2万円以上の値がついた。製造したのは大阪の模型会社、海洋堂のベテラン原型師である。
 
世界のあらゆる製造業に共通する文化は図面だろう。設計図やデザイン画を描く作業とは、立体を絵に置き換えて紙やパソコン画面に封じ込める過程である。ところが原型師の仕事はその逆だ。アニメやゲームなど2次元の視覚世界に住む登場人物を3次元に転換し、実際に手で触れる姿にして取り出してみせる。
 
海洋堂が歴史的な芸術作品のフィギュアを作るのは阿修羅像が初めて。アキバ系とかオタクと呼ばれるマニアの間では有名企業だが「仏像市場」に進出して一気に名を高めた。社長の宮脇修一氏は「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」と語る。モノが売れない時代の商品開発のヒントかもしれない。


そのフィギュアはこちらのページでも写真で紹介されています。

http://www.asahi.com/ashura/topics/images/TKY200902180116.jpg
asahi.com : 朝日新聞社 - 興福寺国宝特別公開2009 ―お堂でみる阿修羅―

たしかにコレは精密に造られているようですね。人気もうなずけます。