[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

朝日新聞投書面に「ストリートビュー」に反対する声が立て続けに掲載される

先日、この日記でも話題にした「ストリートビュー」。
 
(参考)
googleストリートビューは「二輪の自動車以外の自動車通行止め」区間をどうやって撮影したのだろうか - [ 悠 々 日 記 ]
googleストリートビューは「二輪の自動車以外の自動車通行止め」区間をどうやって撮影したのだろうか、の補足 - [ 悠 々 日 記 ]
 
これについて、朝日新聞の読者投稿面「声」に
先週、今週と相次いで反対意見が掲載されました。
 

のぞきの恐れ 街路検索機能
主婦 ●●●●(横浜市港北区 53)
 今月5日から、インターネット検索グーグルの「ストリートビュー」が始まった。翌日、「見てよ!」と娘が示したパソコン画面には3方向から撮られた我が家が。車のナンバーも読める。角地なので3方向になったのだろうが、気味が悪い。
 本紙7日朝刊社会面によるとグーグル側は「人の顔はぼかし、車のナンバーは映らないようにしている」と説明している(キャッシュ)が、大うそではないか。
 「公道から撮影した画 像は基本的に公開が可能と判断した」ですって? うちの周りは私道です。
 公共の場や商業地域などなら、行く先の目印を探すなどの有用性があるかもしれない。しかし住宅地では、プライバシーをのぞき見られる可能性が極めて高い。たまたまカーテンを開け放した室内が撮られる可能性もある。だれもが自分の生活をのぞかれ、車のナンバーを記録されることを前提に暮らしているとは思えない。
 常識はずれの住宅地のストリートビューは即刻全削除してほしい。

(2008年8月16日 朝日新聞朝刊「声」より)

 

泥棒を助ける ビュー中止を
主婦 ●●●●(東京都品川区 66)
 インターネット検索グーグルの「ストリートビュー」について「のぞきの恐れ 街路検索機能」(16日)を読んだその日、知人から連絡があった。「お宅が映っている。危ないよ」
 住所を入力し、見て驚いた。わが町内が克明に撮影されている。各家の庭やその周辺を観察し、のぞくことができる。技術的には凄い進歩なのだろう。しかし個人の暮らしの基盤である住居を勝手に撮影し、それをインターネットにのせて世界中にばら撒く商売は、プライバシーを根本から揺るがす問題行為だ。
 さらに問題なのは、これが犯罪者に利用されるおそれがあることだ。「空き巣犯などは必ず下見をするので日常の目配りを怠らぬように」との警察署の助言に基づき、町内会では域内パトロールを続けている。しかし、パソコンに向かうだけで完璧な下見ができてしまうのでは、私たちの努力も水の泡である。
 犯罪者にとってありがたい一般住宅地の「ストリートビュー」は即刻、中止されるべきだ。

(2008年8月22日 朝日新聞朝刊「声」より)

 
ちなみに、一つ目の投稿の中で触れている記事は
これです。
 
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200808060317.html(キャッシュ)
 
読売新聞の投稿面もチェックしてみていたんですが、
ストリートビューについての読売での投稿意見の掲載は
無かったようです。
 
とはいえ、投稿自体が無かったとは思えないので、
朝日新聞が「反対意見」を積極的に掲載したのだとおもいます。
読売に比べ朝日新聞のほうが、ストリートビュー
より批判的なスタンスを取っているのかもしれません