日本経済新聞に「変身ヒーローの変身時間」のまとめ記事
6/16の日本経済新聞別刷りの「ニッポンの適量考」に
「ヒーローの変身時間」と題した面白い視点の記事が
載っていました。
どこにでもいそうな普通の人が、力を借りて変身し、戦いに挑む──。そんなヒーローは、変身にどれぐらいの時間をかけているのだろうか。特殊撮影技術を使う実写版のヒーロー作品で、変身を始めてから名乗りまでの時間を第1話などで測ってみた。
ということで、実際に調べた時間を
表にまとめてみるとこのようになったそうです。
作品 変身時間 (最近の作品) 仮面ライダー電王 約39秒 獣拳戦隊ゲキレンジャー 約65秒 (3人で) ウルトラマンメビウス 約55秒 (初期の作品) 仮面ライダー 約20秒 秘密戦隊ゴレンジャー 約30秒 (5人で) ウルトラマン 約5秒 (測定対象:第1話など)
(測定範囲:変身を始めてから名乗りまで)
この結果、
総じて、最近の作品の方が、長めだ。
という答えが出たようです。
とはいえ、これは見せかけの時間であり、
設定上の変身時間は「一瞬」なのだそうです。
変身シーンの流れる時間が変わっても、設定上の変身時間は「一瞬」(東映の映像本部プロデューサーの塚田英明さん)。戦い中に変身するからだ。
まあ、当然と言えば当然なわけですが。
その辺りをどのように理論づけているかと言うと
「作品ごとに変身に使うエネルギーが違う」(塚田さん)ため、同じ「一瞬」でも長さが変化するようだ。
だということです。
ということで、面白い切り口のまとめでした。
この記事の結論から、よく言われる
「変身中に敵キャラが何故攻撃してこないのか」
という疑問に対しても、
変身時間は「一瞬」なのだから攻撃する間もなく、
ヒーローが変身し終えているのだという答えが
導かれるわけですね。
今回は特撮ヒーローの調査でしたので、
この次は「変身美少女アニメ」の変身時間を
ぜひ調べていただきたいものです。
プリキュアとか、おジャ魔女どれみとか、セーラームーンとか・・・