Newsweek日本版に特集「萌える世界」、“ハルヒプラカード”も登場
今週発売のNewsweek日本版(3/21号)の表紙がこんな感じでした。
これまでのNewsweekの表紙と比べてみると、
かなり浮いていることが判ります。
http://nwj-web.jp/cover/index.html
さらに目次を見てみると…
ここでは、あの「ハルヒプラカード」が
見出し代わりに使われていました。
ニュースコミュニティサイト「AFP BB News」の、パレスチナで起きた事件に対するデモ行進を報じる記事が話題となっている。デモ行進の様子をおさめた写真付きで報じられているこの記事だが、写真中で少女が持っている「子供を殺さないで」とアラビア語で書かれたプラカードになぜかハルヒが。地元日本人によるものなのだろうか? 謎は深まるばかりだ。
http://www.new-akiba.com/archives/2006/12/post_5784.html
http://www.afpbb.com/article/1174867
ここにもハルヒプラカードが。
記事は計8ページあり、こんな書き出しで始まっています。
パリ郊外に暮らす少女2人が、わずかな現金と数冊のマンガ本を手に家出したのは昨年7月のこと。
(略)
彼女たちが目指したのは、はるか遠い東洋のニッポン。大好きな『NARUTO』や『ピーチガール』を生んだ「萌えの国」だ。
そして締めはこんな感じ。
萌えキャラクターはイスラム社会にも登場するようになった。パレスチナ自治区のガザで昨年12月、『涼宮ハルヒの憂鬱』の主人公ハルヒのイラストを掲げる少女の姿があった。幼い兄弟が犠牲となった銃撃事件への抗議集会で、「子供を殺さないで」と訴えたのだ。
フランス人をセクシュアルに癒し、パレスチナ人を勇気づける。日本が生んだ萌えの力は、秋葉原に閉じ込めておくには確かに大きすぎた。
何の説明もなく「涼宮ハルヒの憂鬱」という題名が
いきなり本文に書かれています。
エピソードは先ほどの目次の写真についてでした。
それから先ほどの記事の写真を拡大すると
「アメリカのイベントで並ぶオタクグッズ」として
「YURI」「UKE 受」「YAOI」と書かれた巨大しゃもじ(?)
こんなものまでオタクグッズとして売っているようです。
それにしても、Newsweekでこういう記事が載るとは・・・
なんだかスゴイ時代になったものです。