[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

読売新聞のインタビュー記事にユーリー・ノルシュテインさん登場

2/6の読売新聞朝刊の2面に掲載されている
インタビュー記事「顔」に、ロシア人アニメーション作家の
ユーリー・ノルシュテインさんが登場していました。
聞き手は直言兄弟の弟こと福田淳記者。


だが、日本の若者が応募したアニメ作品の審査員を何度も務め、繰り返し発してきたのは、「ここには学校がない」という言葉だった。
「技術を教える場がないという意味ではなく、クリエイターになるため、あるいは人間であるための教養や知識がはぐくまれていない

自らの肝いりで4月に東京・阿佐ヶ谷に開校する「アート・アニメーションのちいさな学校」では、実制作作業だけでなく、古今東西の映画など、様々な文化に触れる機会を与える。
アニメばかり見ていてはアニメは作れない。今の日本のアニメにも商業主義に走った作品が見受けられるが、素晴らしい文化を築き上げてきた伝統に対して恥ずかしい


今の日本のアニメ業界の状況に対して苦言を呈していました。
ところで、記事のキャプションの

「アニメばかり見ていてはだめ」

という言葉は、観る側のアニメファンへの苦言でもあるのでしょうか。