[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

読売新聞「ライトノベル進化論」(第2回)

全3回のうちの第2回が今朝の朝刊に掲載。(→web版
ちなみにhttp://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20061107/Yomiuri_LightNovel:TITLE=第1回はコチラ(→web版

 30前後ある主要ライトノベル文庫で、角川系メディアワークスの「電撃文庫」は約40%のシェアを誇る最大手だ。創刊は1993年。同じ角川系の「スニーカー文庫」や「富士見ファンタジア文庫」より後発なのに、今や「お手本」と目されるまでに急成長した

それほどまでに急成長した理由は…

 「それまで『剣と魔法』的なファンタジーが主流だったこのジャンルで、『何でもあり』の面白さを打ち出したのが支持されたと思う」と、鈴木一智・電撃文庫編集長は語る。

ということらしいです。

当初から新人発掘に熱心だったのも特色で、ライトノベルの世界を一変させたと評される上遠野浩平ブギーポップは笑わない』や、時雨沢恵一キノの旅』、高橋弥七郎灼眼のシャナ』など、近年の話題作の多くが同文庫から生まれている。

 「刊行点数では、右肩上がり」と鈴木編集長。毎月13〜15点の新刊を出し、年間10人近くの新人を送り出す。“粗製乱造”を心配したくなるが、「一般文芸に比べ、新人の生存率はむしろ高いはず」と、徳田直巳副編集長は反論する。

毎月同時に刊行される十数点の電撃文庫の中から、
シリーズ作品として生き残る事自体が、大変なことだと思います。


次回は来週火曜掲載予定です。