日本はそのうち「安全な国」になるのかも
子供による電動シュレッダー事故が相次いでいるのが発覚したそうですね。
今までは職場で大人が主に使用していたシュレッダーが
子供の居る家庭に入るとこんなに危険な物なんだということが
これからの一般常識になりそうですね。
でも、そのような「危険」なシュレッダーを
子供が触れるような環境を、なんで作ってしまうのでしょう?
そんな疑問もあってか、現状の報道にはなんとなく違和感を覚えます。
とりあえず、今回の一連の報道を見ていて
思い出した話があったので紹介しておきます。
それは「キノの旅VI ―the Beautiful World―」に収録されている
“「安全な国」―For His Safety―”です。
キノの旅 (6) The Beautiful World (電撃文庫)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2002/08/10
- メディア: 文庫
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (47件) を見る
この中に出てくる「安全な国」では
危ないものは何でも法律で禁止されている、とても「安全な国」です。
今の日本でもこういった「安全」が求められているのでしょうか?
でも、あんまり「危険だから」を連発すると、
住み難い世の中になってしまいそうですね。
そして、そういう「安全」を軽視するような意見を言う人物もまた
「危険だから」
という理由で排除されてしまったりして。ガクブル。
●キノの旅(BOOK)