「コンテンツ」という語を日本語に置き換えてみる
WBSの特集を見ながら酔っ払った親と適当な話をしていると
コンテンツの本質とは一体なんぞや、という話に。
そもそも日本語に置き換えないのはズルイ、などと親は言う。
ズルイかどうかは知らないが、
確かにカタカナのまま漠然と使っている言葉だ。
はてなキーワードには「コンテンツ」を
コンテンツ
ソフト。マスコミ用語。
コンピューターの「ソフト」と混同することを避けるために使用され始めた。映画、アニメ、TV番組など。DVDなどのタイトルとして発売するために必要な「中身」を指す。もちろんこの「中身」に魅力があるかどうかがヒットの鍵である。
などとの説明があるが、これも表面的な捉え方な気がする。
そうこう考えているうちに、こう思えてきた。
- コンテンツは人の作り出したものである。
→コンテンツは人工的である
- コンテンツと呼ばれるものは、明確な(立体的)外形を持たない。
→コンテンツは無形である。
- コンテンツ産業は大量生産できない。
→コンテンツは希少品である。
先の3つのうち、一つ目の要件をみたさないものは「自然物」であり、
二つ目の要件を満たさないものは「製品・品物」である。
そして3つ目より、希少品なものだ。
この3つの要件を端的に表す言葉・・・あった。
それは・・・「作品」だ。
コンテンツビジネス=作品ビジネス。
コンテンツ産業=作品産業。
そう言葉を置き換えてしまえば、
なんてことはない話題になってしまった。
要は
人が作り出した、外形の定まらない、希少的なもの
これが「コンテンツ」と称される「作品」なんじゃないか。
そんなことをふと思った。