杉並アニメ物語(第2回)
(第1回はこちらの日記に)
先月から始まった杉並区広報誌での連載の第2回。
毎月21日号に掲載ではあるが、既にサーバー上にアップされていたので紹介。
今回はアトムと練馬区の虫プロの話が中心。
文●金春智子(脚本家/阿佐谷在住) イラスト●渡辺はじめ(キャラクターデザイナー/高円寺在住 企画・監修●大地丙太郎(アニメ監督/阿佐谷在住) 題字●佐藤竜雄(アニメ監督/高円寺在住) 虫プロは当初「アトム」の作画、背景などを社内でまかなっていたそうだが、TVアニメの本数が増えるにつれて、外部のフリーの人にも発注するようになっていった。 現在では、外注のプロダクションなしではアニメは作れないと言っていいだろう。前回、杉並区に七〇ほどのアニメスタジオがあると書いたが、実はそのほとんどは、元請けの大手の会社から、作画のみ、美術のみなどの形で仕事を請けている、小規模なプロダクションなのである。 http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/sg1710.pdf
杉並区の地場産業「アニメ」。数多くのアニメスタジオで、どんな人たちがどんな作品を創ってきたのか…。アニメ業界の第一線で活躍するクリエーターが、そんな杉並とアニメのかかわりを描きます。