[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

東京地裁「一太郎」の販売中止と製品廃棄を命令


松下とジャストが争っていた「アイコン特許事件」で、東京地裁判決は松下の主張を認め、「一太郎」「花子」の製造販売中止と製品の廃棄を命じた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/01/news052.html
http://whatever.say.jp/program/snap_shot/site/11072418550837/

さすがに驚いた。というのも


15:51 全バージョンが対象 一太郎訴訟

 一太郎、花子の訴訟で、製造、販売禁止や廃棄命令の対象となるのは両ソフトの全バージョン。


17:32 対象はバージョン7以降 一太郎の販売差し止め

 ジャストシステムによると、東京地裁判決が製造、販売差し止めを命じた対象は「一太郎」バージョン7以降の製品で、これまでに約800万本を出荷している。

全バージョンでは対象が余りに多すぎて、どんな影響が出るのか予想もつかない。
しかし、


16:01 判決の仮執行はなし 一太郎訴訟

 一太郎訴訟判決で東京地裁は、判決確定前の仮執行を認めなかった。ジャストシステム側は控訴するとみられ、直ちに販売禁止などの影響が出ることはない。
http://news.goo.ne.jp/news/sokuho/

とのことで、勝負が決着するのはまだ先の話。しかし、重大な係争事件であるし、ましてやジャストシステムにとっては「一太郎2005」を今月10日に発売を予定していた矢先の出来事( http://www.ichitaro.com/2005/ )。これでジャストシステムの経営への影響は必至。PC業界にも余波は避けられないか?
いや。逆に、「今しか買えない」という煽りで短期間で爆発的売り上げになったりするかも?と考えていたら


18:02 「一太郎2005」は予定通り発売 2月10日から

 ジャストシステムは、新発売の「一太郎2005」について、東京地裁判決で特許侵害とされた機能を含むものの2月10日から予定通り発売することを明らかにした。 http://news.goo.ne.jp/news/sokuho/

ということで、当面2審の判断に怯えながらの販売継続となりそう。
売るなら今のうちだ、っていうのは半分本気だろうし。