とらのあな池袋店の新旧店舗面積を比較してみた
先日(10月4日)、とらのあな池袋店が移転したということで
新しくなった池袋店に行ってみました。
・・・これまでの5フロア分の広さから1フロアになったということで
店舗がかなりコンパクトになった印象です。
(それに伴い品揃えが・・・泣)
さて、池袋店の新旧店舗の広さは
具体的にどれだけ違うのでしょうか。
入居しているビルの店舗面積の数値データが入手できたので、
これを用いて比較をしてみます。
まずは、これまで入っていた旧店舗。
こちらのビルは「JTB池袋別館ビル(1階〜5階)」です。
階数 面積 賃料 共益費 預託金 1F 44.47坪 - - - 2F 62.7坪 - - - 3F 62.7坪 - - - 4F 62.7坪 - - - 5F 53.87坪 - - - 計 286.44坪 - - -
1階から5階の店舗面積は286.44坪(合計値)です。
この旧店舗では階段にもポスターやPOPを置いていたので
実態としては、この数値以上の広さだったともいえそうです。
一方、移転後の新店舗が入居しているのが「高村ビル(6階)」です。
高村ビル(豊島区東池袋1-1-2)
階数 面積 賃料 共益費 預託金 6F 111坪 - - -
このビルの6階部分で111坪です。
旧店舗が延286.44坪だったのに対し、
新店舗は旧店舗の4割にも満たない店舗面積です。
数値から見ても、かなり狭くなったといえそうです。
また、個人的には、店舗面積の縮小と合わせて
陳列レイアウトにもかなり難があるのではないかと感じました。
全体の商品陳列・在庫数も減少している上に、
女性向け同人誌の陳列棚が店舗の中央を占め、
店舗内を移動するには、この間を通り抜ける構造になっており、
物理的、精神的に店舗内での行動が制約される印象を受けます。
決定的な違いは、旧店舗では各階にあったレジが
1箇所のみの集中レジ方式となったこと。
これにより、一般商業作品を買う客も、
腐女子向け作品を買う客も、また、男性向け商品を買う客も、
みんな同じレジに並ぶという状況が新たに生じています。
周囲に目が気になって、気まずく感じる人もいると思います。
果たして、とらのあな池袋店の移転が吉と出るのか凶と出るのか。
今後の動向が気になるところです。