[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

朝日新聞に掲載されたライトノベル批判意見に対し、今度はライトノベル擁護意見が掲載される

ライトノベルを図書館に置くことを批判する内容の投稿が、
先日の朝日新聞に掲載されていましたが(参考)、
これを受けて、12日の朝日新聞にはライトノベルを擁護する
意見が掲載されていました。
 

 

ライトノベル 面白いですよ
高校生 男性 (茨城県
 「ライトノベル 学校で必要か」(5日)を読みました。ライトノベルは学校に必要ないと考えているようですが、私はそうは思いません。
 ライトノベルは、読み始めは内容が薄いようにも感じますが、読み進めていくうちに話が広がり、様々な話が繋がっていくものが多いのが特徴だと思います。話が繋がった瞬間の爽快感は、他のものではなかなか得られません。
 表紙や挿絵がアニメ的だとありましたが、読む人を引き付けようとしているのは確かだと思います。私は、登場人物がどんな人かを判断するためにもこうした表紙は必要だと考えます。登場人物に感情移入する上でも効果的かも知れません。
 文章に対する感じ方、受け取り方は人それぞれだと私は思います。私は、ライトノベルからも得られるものは少なくないと思います。だからこそ学校図書館でも増やしているのではないでしょうか。
 もう一度ライトノベルを見直してみてはいかがでしょうか。

原文ママ朝日新聞2008年10月12日「声」より)

 
ちなみに、先日5日の投稿内容は、
前回の日記にも書きましたが、こんな内容でした。
 
朝日新聞がライトノベル批判意見を載せながら、同時にライトノベル紹介記事を掲載していた - [ 悠 々 日 記 ]
 


ライトノベル 学校で必要か
中学生 男性 (埼玉県)
 僕には今、心配なことがあります。それは、僕の学校で「ライトノベル」というジャンルの小説ばかりを読んでいる生徒が、男女を問わずに多くなってきたことです。
 ライトノベルは文庫版サイズが多く、表紙などのデザインがアニメ的で少女趣味の感じのものが多い。僕も読んでみましたが、内容が平易で会話文が多く、派手な演出や扇情的描写からマンガに近いと思いました。
 この種の本が学校の図書館でも、たくさん購入されています。僕は古典文学が大好きですが、そのような本を読んでいる人はほとんどいません。
 良書は、子供にとって成長を支えてくれるものと思います。事実、僕も様々な本を読み、とても多くのことを学びました。
 学校の図書館は、人気があるからといってライトノベルを安易に増やすのではなく、僕たちの考える材料となり感動できる本を集め、親しむことのできる環境をつくって欲しいと思います。

原文ママ朝日新聞2008年10月5日「声」より)

 
週をまたいで賛否両論の投稿が掲載されることになりました。
 
私自身がライトノベル読みでもあるので、
12日の「面白いですよ」の意見の側に近い考えなのですが、
ライトノベルも含めて幅広い分野の本を、
一冊でも多く触れる機会を持つことが、
何より後々の自分のためになると思いますよ。
 
初めはライトノベルでもミステリーでも何でもありです。
その時々に手にした本をきっかけにとして
結果、本を読む機会が増えればよいのではないでしょうか。