読売新聞多摩版でコトブキヤのフィギュア原型師が紹介される
23日の読売新聞多摩版にあった「多摩の匠」という連載記事に
東京・立川にあるコトブキヤのフィギュア原型師を紹介する
記事が掲載されていました。紹介されていたのは白髭創さん。
エヴァの新劇場版の綾波レイ、葛城ミサトのフィギュア原型を
担当された人です。
多摩の匠
フィギュア原型師 白髭 創さん 34(立川市)
表情、髪の毛 人形の美
昨年公開されたアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」に登場する美少女キャラクター「綾波レイ」。フィギュアメーカー「壽屋」(立川市)が、昨年12月に発売した高さ約20センチのレイのフィギュアは、物憂げな表情が評判を呼び、「ほかのキャラクターに比べ2倍近い売れ行き」(壽屋)を見せた。この9月には、再販売された。
白髭さんは、この製品の原型製作を担当。大きさ、ポーズ、服装などを考えるところから始まり、作品の版権を持つ会社などの意見も反映しながら試作を繰り返した。ポリエステルパテと呼ばれる素材を使い、手になじむように柄の一部を削ったデザインナイフや彫刻刀、電動工具を駆使し、顔や体を削り出していく。原型作りには2か月余り、企画段階から製品が世に出るまでには8か月近い時間をかけた。
小学3年生のころ、「機動戦士ガンダム」のプラモデルを作ったのが模型との出合いだった。以来、趣味で模型を作り続けていたが、高校卒業時に「模型にかかわる仕事につきたい」と、静岡県から上京。特撮技術を学ぶ専門学校などに通っていた約10年前、同社の模型製作スタッフに応募した。原型を基に複製・製品化する仕事などを経て、2000年に原型師としてデビューした。
これまでに製作した原型は80体近くに上る。手がけるフィギュアの多くは女性キャラクターだが、「同じキャラでも、人によって感じる所、見る所は違う。多くの人にいいと思ってもらえるよう表情、髪の毛、体のラインをいかに美しく造形するか」が腕の見せ所だ。
参考にするのは、イラストなどだけではない。衣服のリアルさを追求するため、実際に似た服を着てみて、「腕や足を曲げた時に、しわはどんな風に寄るのか」といった点にまで気を配る。キャラクターが持つ銃などの小物にもこだわり、「ファンには、“白髭ブランド”として支持が高い」(壽屋)という。
「模型作りが好きで始めたことの延長線にあるので、楽しんで作っている」。しかし、「どこまで行っても100%のできということはない」と、資料や工具に囲まれた工房で製作に打ち込んでいる。
こういった裏方的な仕事をする職人のことを紹介する記事は、
新聞や専門誌でもどんどん書いて欲しいですね。
コトブキヤ ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 綾波レイ プラグスーツver. 1/6スケールPVC塗装済み完成品)
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コトブキヤ エヴァンゲリヲン 新劇場版 葛城ミサト 1/6スケールPVC塗装済み完成品
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