[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

映画「スカイ・クロラ」劇中に登場する架空の「読売新聞」

先日、読売新聞の折り込み広告に混じって
こんなものが届いていました。
 

スカイ・クロラ新聞」
 
どうやら、映画「スカイ・クロラ」のPR版のようです。
中身を読むと、こんな事が書いてありました。

劇中に架空「読売新聞」
 さて、この新聞をめくって2,3ページを見てください。このページにあるのは、映画の中に登場する架空の読売新聞です。キルドレパイロットが読んでいるシーンで使われた新聞そのものなのです。

ということで、ページをめくってみます。
 

これが劇中に登場する「読売新聞」のようです。
 

転地を逆さまにして拡大
 


実際の「紙面」
 
そして「編集手帳」でも、
オシイマモル監督のことが取り上げられていました。


クレオパトラの鼻があと5センチ低かったら。織田信長が本能寺で死ななかったら──。歴史にif(もしも)は禁物というが、それを想像することは、気楽な歴史ファンの身ならば楽しい作業である◆ところが壮大な歴史のifで映画を作っている人がいる。オシイマモル監督。知られた名ではないが、すでに作品が十を越える。オシイ監督の作品は非常に個性的である。ほとんどすべてがアニメーションと呼ばれる技術で作られる◆映画の場面一つ一つを絵で描き、それをつなげて動いているように見せるという独特の技術。欧州大戦前のヨーロッパでほそぼそと作られていたこともあるのだが、今ではほとんど見る機会もなくなった◆オシイ監督がユニークなのはそんな技術的な面ばかりでない。作品を貫く世界観が極めて個性的なのだ。彼の映画はすべて現実の世界とは別の歴史をたどった、もう一つの世界が舞台となる◆そこでは、北米諸国連合が統一されて米国という強国を成しており、日本は米国と戦争で大敗を喫し、瓦礫の下から復興し、再び世界に冠たる強国に復帰したという事になっている◆オシイ監督の想像力には舌を巻くばかりだが、そんな歴史もひょっとしたらありえたのだろうか、と考えると不思議な気持ちだ。その世界で人々は、豊かに暮らせているだろうか。

あくまでも、この映画の世界にいる
アニメーション映画監督「オシイマモル」のことですよ。
 
他にも、こんな広告も掲載されていました。
 

脳を鍛える空手のススメ 押井守 大学教授
毎朝十分のストレッチと型の積み重ねで、人生が美しく、バナナが美味しく感じられる。僕はこうして青春を取り戻した。

 

押井守のニュースウィークリー
しゃべりだしたら止まらない。とにかく、この男の話を聞け!
やさしい事を難しく、難しいことはさらに難解に。難しくいえば、ニュースはいくらでも難しくなる。しゃべり出したら止まらない押井守が、現在・過去・未来を、とにかく難解に語り尽くす。

 
一体どんな本なんでしょう。
入手できるものなら、是非手に入れてみたいですよ。
ちなみに、押井守監督は今年4月から、
東京経済大学客員教授になっているので
前者の本の肩書きはそこからとっているのですね。
 
PR記事によると、

この新聞が後に、この基地に秘められた重大な秘密を解くカギとなります。注意して映画を見てください。

と書いてありました。
どうやら、この架空の「読売新聞」は
作品上重要な小道具となっているようです。
 
最後に、押井守監督からのメッセージも。

 
そして、いよいよ映画「スカイ・クロラ」が明日2日公開です。
私もできるだけ早く、観に行きたいと思います。