[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

読売新聞夕刊に特撮オタク・鈴木美潮記者の特撮ヒーロー論

8日の読売新聞夕刊に掲載された「土曜ナビ」は
ヒーロー特集でした。記事を書いたのは
政治記者でありながら大の特撮オタクでも知られる鈴木美潮記者。

http://homepage3.nifty.com/yuyu/img/060408-1.jpg
この記事の骨子は、
仮面ライダー変身ベルト」PRイベントに集まった中年男性や、
魔法戦隊マジレンジャー」に夢中になっている母親世代の女性など、
特撮ヒーローに熱くなっている中年を好意的に取り上げているのですが、
記事の終わりのほうに、鈴木美潮記者のヒーロー論ともいうべき、
特撮ヒーローが現在置かれている状況への苦言を書いていました。
http://homepage3.nifty.com/yuyu/img/060408-3.jpg

今でも俳優の何割かはヒーローを演じたことを経歴から抹消し、インタビューで触れられることを拒む。また、特撮ヒーロー映画は、各種映画賞の対象とすら見られていない。主な市長対象が子供というだけで、不当に低く見られているのが実情だ。日本アニメの地位が向上したのとは対照的で、残念でたまらない。
特撮ヒーローだって、日本が世界に誇る文化なのだ。日本ほど多くの特撮ヒーロー番組が長年、定期的に作られている国はない。ヒーローは世界各国に輸出され、支持されている。国は違っても、同じ変身ポーズをとれば、同じ気持ちになれるというのは、素晴らしいことではないか。
特撮ヒーローにも正当な評価がなされる日が、早く来てほしいものである。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/navi/fe_na_06040801.htm

これほどまでに真正面から「ヒーロー経歴抹消」について書いた記事を
初めて目にしました。しかも大手新聞の社会面で。
しかも、まったくの正論です。
さすがは特撮を愛する鈴木美潮記者ならではの記事です。


ちなみに、この人もアニメおたくの(福)記者と同様、
読売新聞公認ブログを持っていますね。
こちらでも特撮おたくの片鱗を垣間見ることができます。
http://www.yomiuri.co.jp/donna/:TITLE=鈴木美潮のdonna