[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

日本経済新聞に「オタク検定」「オタクエリート」が紹介される


12/3日付の別刷り「NIKKEIプラス1」に掲載されたQ&A形式の記事
“「オタク」の意味に変化?”という、オタクの定義についての記述の中で
雑誌「オタクエリート」が創刊されたことも紹介されていた。
回答しているのは日経エンタテインメント!編集部。


記事の内容はこんな感じ。



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「おたく」の意味に変化?

Q オタクという言葉を良く聞きます。以前と使われ方が変わってきたように思いますが、どうなのでしょうか。


A 今年、単行本、コミック、映画、舞台とさまざまなジャンルでブームになった「電車男」。その主人公のキャラクターとして「オタク」という言葉が広く認知されました。
 アニメやゲーム・マンガに没頭する人を指す「オタク」は1983年にコラムニストの中森明夫が作った単語です。岡崎京子桜沢エリカを輩出したコミック誌漫画ブリッコ」の連載コラムで初登場。約20年の間に、言葉の受け取られ方は変わりつつあります。
 閉鎖的、陰気といったマイナスイメージが強かった「オタク」の意味合いがプラスに転じたのは、95年の「新世紀エヴァンゲリオン」のブームがきっかけです。このアニメにちりばめられた様々な専門用語が、オタクカルチャーとして世間から評価されたのです。
 評論家の岡田斗司夫は「オタク学入門」(96年)で、オタクを「進化した視覚を持つ人間で、高度消費社会に対応したニュータイプ」と定義しました。こうしてインドア志向な趣味に精通する人を評価する言葉へと変化していきます。
 今では、「電車男」の主人公を「オタク青年」として表す使い方のように、マニアの意味に近い意味でも使われるようになっています。ガンダムオタク(ガンオタ)・ゲームオタク(ゲーオタ)のように、ジャンルを細分化して表現されるようになりました。
 言葉の認知が広がるにつれ、アニメ・マンガ・ゲームといったオタク市場も拡大を続けています。現在、経済効果は2900億円といわれています。
 これを受けて「オタク検定」を主催したビブロスは季刊誌「オタクエリート」を創刊(12月28日発売予定)。民主党鳩山由紀夫幹事長が「産業としてのオタクコンテンツ」を語ります。
 海外では日本カルチャーの愛好者をオタク「otaku」と呼ぶようになりつつあり、「オタク」は日本が世界に誇れる文化となっています。
(敬称略)
日経エンタテインメント!編集部)

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