[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

9月の直言兄弟は「マンガ嫌韓流」でした

少々前のことになるが、取り上げていなかったので。
読売新聞の毎月最終金曜日夕刊に掲載されるPOPカルチャー
直言兄弟」であの「マンガ嫌韓流」を扱っていた。
テーマは「アジア現代史に問題提起するマンガ群」といったところか。


2005年9月30日読売新聞夕刊(東京本社版)より。

弟:いくら売れてるからって、山野車輪マンガ嫌韓流』(晋遊舎)について、話そうだなんて……。


兄:他の場所で取り上げそうもないから、我々がやるの! 33万部のベストセラーだし、今何かと話題じゃないか。

なぜ取り上げそうも無いのか、という読売社内の問題点を
自虐的に突っ込んで欲しかった。

弟:どんな本であれ、内容100%が真実なんてことはまずないわけで、書いてあることを全部信じちゃうのが一番怖い。

しかしながら、情報を受け取る側をミスリードをする手法が多く使われているのも現実だったりする。まずは、このような本を取っ掛かりにして、アジア現代史を話題にすること自体をタブー視する傾向を打破していくことが必要なのかもしれない。その意味では、このような本が出版されることにも意義があるといえるだろう。


今月の兄弟からの直言は、

弟:今月の直言は、ネットや活字情報から、真実を見抜くリテラシー(読解能力)を育てよ!といったところでしょうか。
兄:そう。この紙面だって怪しいモンだしねー。

だそうで。


ちなみに

弟:(略)今回、アジア現代史を扱った漫画の中で、心に一番深く食い込んできたのは、実は西島大介ディエンビエンフー角川書店)でした。
兄:ベトナム戦争の萌え漫画化、という意味では最もアブナイ作品かもしれないけど、戦争の底知れぬ恐ろしさを淡々と描いて素晴らしい。

このやり取りと写真の本の表紙を見て、是非手にとって見たくなり
結局この2冊を購入。兄弟に影響されました。
http://images-jp.amazon.com/images/P/404853890X.09.MZZZZZZZ.jpgディエンビエンフー http://images-jp.amazon.com/images/P/4152085568.09.MZZZZZZZ.jpg凹村戦争



マンガ嫌韓流


西島大介 著書
ディエンビエンフー
Switch (Special edition)
世界の終わりの魔法使い
凹村戦争